鳥の診療、動物病院 さつき台動物病院
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阪南市の「さつき台動物病院」は、犬・ネコ・鳥など地域のホームドクターとして幅広い分野の1次診療に従事しています。
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鳥さんの呼吸器症状について
鳥さんの呼吸器疾患の症状についてのお話しです。
鳥さんは呼吸器が弱く、他の病気に比べてこじらせると治りが悪いので
注意が必要です。
くしゃみ
鳥さんのくしゃみは音が小さく、動きも頭部をわずかに上下に動かす程度なので、よく観察していないと気付かないことが多いです。
くしゃみには、鼻やのど周辺のトラブルで生じる病的なものと、冷気やほこりなど、
鼻がムズムズすることで起こる生理的なものとがあります。
鼻がムズムズする場合は、足の爪で鼻や顔を掻く仕草を伴うことが多く、
その他にも水を飲む時に鼻に水が入ってくしゃみをすることもあります。
これらは生理的なくしゃみの可能性が高いのですが、あくまでも目安です。
生理的なくしゃみに見えて、肺炎などより重い呼吸器疾患につながる
病的なくしゃみの場合もあります。
前述の通り呼吸器の病気はこじらせると治りが悪いので、
元気や食欲があってもくしゃみを認めたら、受診することをお奨めします。
くしゃみを見逃さないことで、重い疾患に陥る前に治療できます。
せき
気管や気管支など、より深部の呼吸器疾患で認められます。少し口を開いて“ケッケッ”あるいは“ケチョケチョ”と小さな音を発します。
くしゃみ同様見逃しやすく、また慣れないとくしゃみとの区別が難しいです。
しかし、くしゃみとは異なり生理現象で咳をすることはほとんどありません。
せきかもしれないと思われた場合は早めに診察を受けてください。