地域のホームドクターとして、愛する動物の健康をサポートします。またさつき台動物病院では、鳥の診療/専用の入院設備も整えています。

さつき台通信

さつき台通信

梅雨を前に

梅雨です。
これからの季節、カビや雑菌は鳥さんの生活環境にも悪影響を及ぼします。

飼い鳥は一生の大半をケージの中という限られた空間で生活します。
野鳥同様広い空間で生活していれば問題にならないことが、
飼い鳥として生活することでいろんな問題が発生します。

排泄物の問題

鳥さんは糞や尿を体内にためることなく常に排泄します。
野鳥であれば問題はありませんが、限られた空間で生活する飼い鳥では、
こまめに敷き紙を取り換え糞や食べかすを取り除くことが大切です。

毎日交換してください

梅雨時期は食餌や飲み水も傷みやすくなります。
何日も交換しない食餌や飲み水は雑菌やカビの温床となってしまいます。
エサ入れに残った殻を吹き飛ばして何日も使用する、
皮付き餌やペレットを継ぎ足すというのも衛生上よくありません。
食餌は食べる量より少し多く入れ、残りは捨てて毎日交換してください。
予備のエサ入れや水入れを用意すれば、容器の日光消毒や乾燥もできるのでお奨めです。

掃除はこまめに

ケージの掃除もこまめに行いましょう。
エサ入れと同じ理由で予備のケージがあると理想的です。
周囲の汚れ防止にケージの周りにビニールなどで囲っている場合は、
空気がよどむため、特に梅雨時はお奨めできません。
梅雨を迎えるこれからの季節は生活環境の悪化にご注意ください。