鳥の診療、動物病院 さつき台動物病院
〒599-0215 大阪府阪南市さつき台1-1-4 ご予約・お問い合わせは電話072-473-0984、さつき台動物病院までお気軽にどうぞ!
阪南市の「さつき台動物病院」は、犬・ネコ・鳥など地域のホームドクターとして幅広い分野の1次診療に従事しています。
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さつき台通信
火傷
火傷はケージの外でも中でも起こります。
火傷の原因
これまで当院を受診した鳥さんの火傷の原因で、放鳥中に多いのは、調理中の鍋など熱湯に飛び込んだというものです。
鳥種ではセキセイインコが多いです。
火傷ではありませんが、セキセイインコでは、灯油、食用油など
液体の入った容器に飛び込んで来院するケースも多く見受けられます。
ケージ内での火傷の原因は、ケージ内に設置した保温用のヒーターの上に長時間いる事で、
低温やけどを負うというものです。
コザクラインコに多いです。
症状
鳥さんの場合、火傷を負っても、受傷した皮膚にはすぐに症状が現れません。早くても翌日、遅いものでは数日たってから症状が現れます。
皮膚にみられる症状としては、赤く腫れる、水ぶくれ、ジクジクする、などが挙げられます。
重症の場合、一週間ほどたって皮膚が黒く壊死することもあります。
火傷の痛みが軽度で、元気食欲がある場合は特に対応が遅れ、
皮膚に異変が起きてから来院されるケースもあります。
すぐに水で冷やすようにしてください
火傷を負った場合、すぐに水で冷やすようにしてください。そして見た目の症状が軽くても、獣医さんに診てもらうことをお奨めします。
また、患部に軟膏を塗る飼い主さんもおられますが、
鳥さんの場合、軟膏を塗った部分を気にしてかじることが多く、悪化させる原因となりますので、
獣医さんの指示に従ってからにしましょう。
少しの気遣いで防げます
調理中、食事中に放鳥しないこと、保温ヒーターは直接鳥さんに触れないように、ケージの外側にかけるなど、
少しの気遣いで火傷は防げます。