調理器具のこげつきを防止するため使われているテフロン加工ですが、
高温で熱せられると、トリさんにとっては有毒なガスが発生します。

突然死の原因

海外では突然死の主な原因にもなっているようです。

テフロンを熱することで発生するガスは、主に肺などの呼吸器に
ダメージを与えます。

症状

眼をまぶしそうにしたり、苦しそうに口を開けて速い呼吸になります。

症状が重いと呼吸不全におちいり、ふらつきや虚脱が見られるようになります。

吸引後数分で発症し、1時間以内に死亡してしまうトリさんも多くみられます。


有毒ガスが発生する温度は、200℃とか280℃とか300℃以上など様々な情報があります。
しかし実際に調理している時に、温度をはかるのはむずかしい事です。

テフロン中毒を未然に防ぐには

１．トリさんをキッチンに近づけない

２．調理する時は常に換気に気を使う

３．テフロン加工された調理器具を使わない

などの対策が必要です。


トリさんにとっては非常に毒性が強く、急性経過をたどる中毒です。

しかし、ちょっとした気づかいで事故は未然に防ぐことができます。