鳥の診療、動物病院 さつき台動物病院
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阪南市の「さつき台動物病院」は、犬・ネコ・鳥など地域のホームドクターとして幅広い分野の1次診療に従事しています。
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さつき台通信
鳥さんの食餌内容を見直しませんか(その1)
鳥さんに健康で長生きしてもらうためには、
食餌内容に気を配ることは大変重要なことです。
今回は主食となる雑穀についてお話します。
配合飼料
鳥さんの食餌で一般的に広く使用されている配合飼料は、ヒエ・キビ・アワなど数種類の雑穀を混ぜて販売されています。
配合飼料には殻付きと殻を除いたむき餌があります。
雑穀は殻付きの状態では栄養がそのまま保存されますが、
殻を除いた状態では徐々に栄養価が失われる可能性があります。
よって配合飼料を主食にする場合は殻付きを選ぶことをお奨めします。
無農薬・有機栽培のものが手に入ればベストです。
ヒマワリ
オカメインコやコザクラインコ用として販売されている配合飼料にはヒマワリの種が含まれているものが多いですが、
ヒマワリの種には脂肪分が多く含まれています。
高脂肪食を持続的に食べると肝臓障害を起こす危険性があります。
体の大きさに関係なくオカメインコやコザクラインコも
殻付きの雑穀のみの配合飼料を選ぶようにしてください。
十分な栄養を摂取することはできません
主食として用いられる殻付き配合飼料ですが、これだけでは十分な栄養を摂取することはできません。
ビタミンやミネラルそれにアミノ酸などが不足しています。
これらの栄養素を補うために、青菜やボレー粉、
それに鳥さん用のサプリメントを副食として用います。
次回は副食についてお話します。